ロマンチックの神様と
恋の神様につかえる魔法使い・ユーミンにかかると・・
横浜山手の見晴らしの良いレストランでは
ソーダ水の中を貨物船がとおるんです。
小さなアワは、恋のように消えるんです。
遠い日の思い出は
紙ナプキンにインクをにじませてやっと書くものなんです。
中央自動車道と府中競馬場とサントリーのビール工場は、
中央フリーウェイと右に見える競馬場と左はビール工場になるんです。
恋するふたりは流星になり
高速道路は滑走路になって夜空に続くんです。
船は夜をすべるものなんです。
航海日誌を捨てるのは、きらめく海に決まっています。
長い人生さえ宇宙のかけらなんです。
ユーミンは
これしか無い、という言葉とメロディーと、リズムを神様からもらって来るんです。
そして、プロコルハルムの「青い影」を聴いて
「音楽をやろう!」と思ったユーミンから
「ひこうき雲」「翳りゆく部屋」が生まれたんです。
そして
ユーミンがカラッと乾かした洗濯物を
「失恋の女王」中島みゆきがじっとりと湿らせるんですね。
————-
荒井由実(松任谷由美)作詞作曲歌:
「海を見ていた午後」「中央フリ-ウェイ」「航海日誌」「ひこうき雲」「翳りゆく部屋」
「青い影」作詞作曲歌:プロコルハルム
コメント